山の装備は総じて高価です。軽くコンパクトでありながら強靱でなければなりませんからね。近年のキャンプブームでもその傾向は基本的に変わりはありません。山岳地とキャンプ場内は根本的に異なるとは云え、同じアウトドアという
私は、キャンプに出掛ける際に必要最低限のモノしか持って行きません。そもそも車でキャンプに行く事はほとんどなく、小さなスクータに積めるだけの荷物を持って行くのみ。最近、ナイフや鉈では飽きたらず、大きな斧や、薪割り台として直径30cm厚さ20cm程の丸太(切り株)まで持ってきている方をお見掛けします。ワイルドだなぁとは思いますが、あそこまでの荷物を持ち込むためには、自動車は必須でありますし、荷物が多くなり過ぎちゃうんじゃないかなぁ。 キャンプ道具は黙っていても増える傾向にあります。既に持っているにもかかわらず、新型のモノはより軽くより便利に、そしてよりコンパクトに出来ていますからなぁ。このようにして、自室の棚にランタンやバーナーがいくつも存在する事になるのでありました。ところが意外にも、命を守るちょっとした装備が、実は忘れられがちだったりするのであります。 大学時代に山屋(山岳部の人は「山屋」と呼ばれておりました)の先輩に 笛が必要となるような危険な状況は、山などのアウトドアフィールド以外にも潜んでおりましょう。地震で建物が倒壊した時などにも役に立つに違いありません。 私は先輩の言葉をいまだに守り続け、外出時には常にモンベル製のアルミ・ホイッスルを携帯しています。元々はきれいなグリーンでありましたが、長年の摩擦で色が剥げ、今ではほとんど銀色になってしまいました。しかし、音を出す機能は健在であります。 幸いこの笛に命を救われた事は今まで一度もありませんけれども、今後もずっと携帯し続けようと思います。
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