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  はたして()(どく)は悪癖か  

 物欲

 ん読という言葉が正式な熟語であるかは定かではありませんけれども、本を購入してそれをすぐ読まずに「積んでおく」事を一般的には「()(どく)」と呼ぶようです。多くの場合、積ん読は「結局読みもしないくせに買うだけ買って読んだ気になっている」的な、一種の蔑みの対象として使われる事が多いように思います。でもね、私はそれってちょっと違うと思うんですよ。

 私は乙女座のA型という事もあり中々に細かい性格故、読書ノートをつけているのですが、それによりますと、再読は別にして平均的に年間120冊の本を新規に読了し続けております。これはだいたい3日に1冊のペース。読書の内容はともかくとしても、読書量だけはいっぱしの読書家並なのであります。

 これはもう、完全な活字中毒者と呼んでも差し支えないレベルで、マジで小説や随筆が無いと生きていけません。トイレに行っても本がないとうんちが出ませんし、夜、本がないと眠る事も出来ないのです。そこで活字リソースが品切れを起こさないように、常に一定数の未読書籍の在庫をキープするようにしております。いわゆる「積ん読」です。多い時ではこの積ん読が20冊近くなる事も珍しくありません。ま、私の平均的な読書ペースから考えれば、20冊は約2ヶ月分の在庫な訳ですが。

 積ん読の本質は、本を読みたいという気持ちが、実際の読書スピードを上回っている状態と云い換える事が出来ましょう。こうして考えますと、積ん読状態のいわゆる未読在庫が一冊も存在しないのは、書籍に対するモチベーションの低下を意味し、読書家の姿勢としてはむしろ失格なのではないかとも思えるのです。

 それにしても年間120冊の内、その多くが新刊の四六判単行本ですので、平均単価1,600円と仮定しますと実に年間192,000円の出費。10年間では192万円!まじで新車が買えちゃうじゃん、という金額な訳ですが、まあ、趣味というものはお金が掛かるものなのでありますよ。お金たくさん使ってゴメンね、Kazちゃん!Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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