緊急事態宣言が解除されたとは云え、都道府県境を跨ぐ移動は自粛が求められておりますから、あまり遠くには出掛けられません。その点、澤乃井は奥多摩の手前、東京都内ですから大丈夫でしょう。
下流域では大河の様相の多摩川も、ここまで来ると水は綺麗だし涼しいし、行楽にはうってつけ。川沿いに遊歩道も完備されておりますから、散歩には最適であります。まずは多摩川左岸の遊歩道で上流に向かいます。川にはゴムボートでラフティングを楽しむ人々や、カヤックやカヌーを練習する人々がたくさんおります。 澤乃井近辺では多摩川の左岸にも右岸にも、いくつもの湧水があります。水が美味しい事は酒造の重要な条件と云いますものね。こうした湧水による小さな流れ込みには、長さ3m程の小さな橋が掛けられているのですが、隙間から下が見えるせいか、こむぎはこの橋がちょっと怖いようでありますよ。がに股のへっぴり腰になってしまっておりましたからね。 鵜の瀬橋で右岸に渡り、下流に戻って参ります。マスクをつけたままの散歩は思いの外暑いものですが、川面を流れる冷涼な風が、何とも気持ちいいのでありますよ。右岸の高台にある小さなお寺、寒山寺にお参りして澤乃井酒造まで戻って参りました。 この時期にここでしか買えない、「さわ音」という純米の生酒を購入しました。火入れをしていないので開封前でも冷蔵保存が基本のお酒です。一般の酒屋さんには出回っておりませんから、手に入れる為には澤乃井酒造の工場直売所で購入するしかありません。フルーティで、つるつるっと飲めてしまう美味しいお酒であります。 旅行に行けるようになるにはまだまだ相応の時間が必要でしょう。それまでは近場へのお出掛けで、ストレスを発散するしか無さそうであります。
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