とは云え、ただ漫然と距離を稼ぐのは好きではありません。それどころか、高速道路のような直線主体の道はすぐに飽きてしまいます。ま、都市部の渋滞走行に比べればマシではありますがね。要はクネクネとしたワインディング・ロードをキビキビと走るのを好むという訳。そこで今回は、より効率的にワインディングばかりを巡るコースを計画したのでありました。 まずは市街地走行を嫌って、国立府中ICから中央道に上がり、相模湖ICまでワープ。藤野から県道76号をクネクネと道志街道まで南下します。この道は適度なワインディングが続く割には交通量が極端に少なく、快適なのでありますよ。 青根で道志街道を右折、山中湖方面に向かいます。国道413号、通称道志街道は、オートバイにとってもロードバイクにとってもメッカと呼ばれる道。この日もたくさんのオートバイや自転車が繰り出しておりましたぞ。 混んでいる道の駅道志には立ち寄らず、そのまま山中湖方面に進みます。朝9時を過ぎ四輪車も増えてきましたから、走行ペースは落とさざるを得ませんけれども、決して詰まってしまっている訳ではなく、まあまあそれなりのスピードで流れております。 程なく山中湖に到着。平野の交差点を左折してすぐ、更に県道729号に左折、三国峠を目指します。ここのワインディングは本当に秀逸で、気持ちの良いクネクネ道が楽しめます。つんのめりそうな 新東名を次の長泉沼津ICで降り、突き当たった伊豆縦貫道を左折。沼津・三島の市街地を避け、伊豆長岡まで一気にワープします。長岡ICで降りたら県道130号に右折しすると、海沿いに出ます。 戸田峠を頂点として、道は下りに転じます。達磨山レストハウスの前を通り、修善寺までは下りのコーナーが連続。タイトコーナーと高速コーナーが程良くミックスされた良い道です。ここも、如何に下りでアクセルを開けていくかが肝であります。 伊豆国際カントリークラブを抜け、虹の郷を過ぎたところの信号に到着。何と戸田港からここまで20Kmもの間、信号機が一つも無いのです。修善寺の市街地を避ける為にこの信号を左折。ここも知る人ぞ知る中高速ワインディングなのであります。距離は短いですけどネ。伊豆市 県道19号は大きなRのコーナーが連続する緩やかな登り道。ただしここは頻繁にスピード取締りが行われますので、制限速度を守ってしずしずと亀石峠を目指します。通常対抗2車線のところ、登坂車線が現れると狩り場注意。遅い車を一気に抜かそうとするのを取り締まるのが、レーダー取締りのセオリーでありますからな。 亀石峠から伊豆スカイラインに上がり、熱海峠を目指します。亀石のレストハウス先を道なりに軽く左に曲がると長い直線の登りが見えますけれども、ここは要注意。地元の大仁警察署の狩り場でありますからなぁ。伊豆スカイラインは死亡事故が多発している為に、熱心に取締りが実施されているのです。全域に渡りコーナーが連続する非常に気持ちの良いワインディングなのですが、熱海峠に向かう左手が崖になっていて、下界の景色が綺麗に見えるのが事故多発の原因でしょう。コーナリング中はコーナーの出口を見るのがセオリー。一瞬でも景色に気を取られるのは非常に危ないですから、注意が必要です。何しろオートバイという乗り物は、視線の方向に走ってしまいますからなぁ。という訳で、直線で取締りしても事故は減らないと思うんだけどネ。 伊豆スカイラインのワインディングを、山伏峠、韮山峠、玄岳と進み、終点熱海峠まで堪能しました。ここからは、突き当たりの県道20号を右折して、十国峠経由で箱根峠に向かいます。 箱根峠からは国道1号には入らず、芦ノ湖スカイラインを進みます。この道は自動車雑誌やオートバイ雑誌の撮影に使われる事で有名な場所。杓子峠、三国峠を経てワインディングは続き、そのまま箱根スカイラインに入ります。芦ノ湖スカイラインからシームレスに繋がっていますが、別料金。こちらも気持ちの良いワインディングであります。 箱根スカイラインの料金所を過ぎて、県道401号長尾峠で御殿場に下ります。長尾峠は路面も荒れているし、道幅も狭いですが、下りのタイトコーナーが連続する、まるでスラロームを繰り返すかのような道で、私はここが大好きであります。確か、漫画イニシャルDにも登場していたのではないかなぁ。ドリフト系の四輪車が多く出没しますが、下りできちんとアクセルが開けられれば、オートバイでもこれらのドリフト車について行く事が可能です。四輪のドリフトは派手で格好良いですが、走行ロスも多いのでしょうな。 長尾峠を下りきって、突き当たりの国道138号を左折。1.5Km程で東名御殿場ICです。ここから僅か1Km東京方面に進むと足柄SA。ETC休日割引料金150円で御殿場の市街地をワープ出来ると考えれば、安いものと申せましょう。スマートICで高速を出て、富士スピードウエイ方面に向かいます。 さて、今朝下った三国峠を今度は登ります。ZRX1100号は比較的低速トルクがあるオートバイですから、登りの低速コーナーはお手の物。400ccクラスでは気を抜くと失速しそうなタイトな登りヘアピンでも、アクセルを開けるだけですぐにスピードが乗りますからなぁ。ただしワイドに開け過ぎると後輪が滑りますので、その点は注意が必要です。 山中湖からは道志街道で戻ります。藤野方面に左折せず、青山の交差点まで一気に進みます。橋本の市街地を避ける為に三ヶ木を左折して相模湖方面に進み、阿津から 総距離350km超。徹底して市街地を避け、峠道を渡り歩く、ワインディング三昧のソロツーリングでありました。あ〜楽しかった!
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