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  Samsung DeX Stationについて考える  

 物欲

こんな感じで使うみたい
Samsungのサイトより

 マートフォンを4年ぶりに機種変更して、その進化に驚きました。CPUは8コアの2.35GHzだし、メインメモリ(RAM)は6Gバイト。電話と云うよりはちょっとしたPC並のスペックです。内部ストレージ64Gバイトに加え、私の場合256GバイトのSDXCメモリをインストールしましたので、ストレージ容量は合計で300Gバイトを越えています。

 スマホ本体の能力がこれだけ高いと、ディスプレイとキーボードとマウスを接続すれば、PC並の仕事が出来るんじゃね?と思っていたところ、SamsungからDeX Stationが発売されたとの事。まさに想像した通り、必要十分な機能のインターフェース・ユニットです。スマートフォン(Samsung Galaxy note8)をDeX StationのUSB-TypeCのドッキングポートに接続すると、スマートフォンをメインCPUとして動く仕掛け。DeX Station自体はHDMI出力、有線LANポート、USBポートを有していて、キーボードやマウスはUSBポートに有線接続するか、Bluetoothで無線接続します。DeX StationからスマホへはUSB-TypeC経由で5ボルト給電されるので、スマホを充電しながら使えるという優れモノ。これで実売価格15,000円はリーズナブルでありましょう。

 ま、私の場合、テキスト入力や表入力についてはPOMERAを利用しておりますから、現時点で特にDeX Stationが無いと困る訳ではありません。スマホの画面はChromeCast経由でリビングの大画面テレビに映し出せますしね。

 しかし、Galaxy Note8とDeX Stationの組み合わせって、一般的なオフィスではかなり使えるアイテムではないでしょうか。WordとExcelとPowerPoint程度のソフトを使うだけのビジネスマンの方はかなり多い筈。わざわざ高価なノートPCを一人一台揃えるのは完全な経費オーバーでしょう。DeX Stationはいわば脳味噌のないインターフェース・ユニットですから、自分の机の上だけでなく、会議室などにも装備しておけば、メインCPUであるスマホを持ち歩いて最寄りのDeX Stationに接続して作業するという形態が実現出来ます。そもそもスマホは電話でもありますので、内線電話を常に持ち歩くのと同義。一昔前のファイルサーバ的な考え方は、クラウドで解決出来るでしょうしね。

 Galaxy Note8はOSがAndroid 7.1で、勿論、WordやExcelやPowerPointも動作します。グループウエア等についても、WEBソリューション対応のモノを採用すれば、高価なWindows10マシンなど不要でしょう。PCを本当に必要とするのは、クリエイターやシステム開発者など一部のスタッフに過ぎない筈。家庭でのPC離れに続き、オフィスでもPC離れが進み、Galaxy Note8(スマホ)とDeX Stationの組み合わせへのリプレースメントが加速するのも、時間の問題かも知れませんね。

 15,000円なら、後学の為にDeX Stationを買っちゃおうかなぁ。例えば、WEBで情報収集しながらレポートを書く、といった作業であれば、マルチウィンドウが開くDeX Stationは、スマホ単体に比べて遙かに作業効率が高いでしょうしね。という訳で、スマホの機種変更を契機に、物欲の火種がチロチロと燃えだしている私なのでありました。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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