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  なぜ人々はUSB充電方式を好むのか  

 徒然

 在使用中のキングジム製テキスト入力デバイス、POMERA DM-100。もうこのマシン無しでは生活が成り立ち得ない程、毎日使い倒しております。元々、DM-20からバージョンアップする形でDM-100に移行してきたのでありますが、乾電池も単4型2本から単3型2本に変わって保ちも良くなりましたし、液晶にバックライトがついて、暗いところでも入力しやすくなりました。英和・和英・国語辞書が追加され、電子辞書からコピペが出来るようになったのも魅力的な機能です。最大の進化はキーボードのメカニカルな構造の変化でしょう。DM-20がパンタグラフ方式キーだったのに対して、DM-100ではアイソレーションタイプに変わりました。個人的にはアイソレーションタイプのタッチが好みですので、DM-100は私にとって最良のスペックを持つ、テキスト入力マシンであった訳です。

 キングジムのホームページを確認しますと、現時点でのPOMERAの最上位機種はDM-200。ところがコイツには全く食指が動かないのであります。確かに日本語入力システムATOKのバージョンが新しくなり、日本語変換効率が向上したのは魅力です。しかしそれ以外の機能はまさに改悪、POMERAの機動性が損なわれる結果になっていると思うのは、私だけではありますまい。

 私にとって最悪なのは、乾電池式を廃止してUSB充電式に変更された点であります。乾電池を使い捨てにする事に比べればUSB充電式は一見エコであるようにも思えますが、実際のところ、私の場合、eneloopを使っていますから、十分エコロジカルなのであります。更に急な電源低下時でも、コンビニでアルカリ乾電池を買えば良いというのは、運用形態として非常に安心感があります。私は単3型eneloopを2セット用意していて、POMERAで使っている2本の他に、満充電状態の2本を予備として常に携帯しています。かなり安心感のある運用です。対してUSB充電方式ではしょっちゅう充電状態に気を使わなければなりません。出先でのバッテリ上がりは致命的ですからね。

 そういえば、自転車用のライトもキャットアイ製品を中心にUSB充電方式のモノが増えました。これも一見エコのようですが、やはり乾電池式のモノをeneloopで運用する方式の安定性にはかなわないでしょう。そもそも自転車で外出中にバッテリ上がりが起こったとして、どこで充電しようというのでしょう。

 USB充電方式のほとんどは、リチウムイオンバッテリかニッケル水素バッテリのどちらかであります。いずれにしろバッテリは充放電を繰り返すうちに劣化して参ります。eneloopであれば劣化した充電池自身を交換する事が可能ですが、交換不能なビルトイン・バッテリを使うUSB充電方式では、バッテリ寿命イコール本体の寿命となってしまいます。

 確かにスマートフォンや、モバイルPCも独自のビルトイン・バッテリが搭載されています。だいたいバッテリの寿命が2〜3年として、スマホやPCの機能的な寿命もそれくらいですから、バランスが取れていると申せましょう。アプリは最新のハードウエアを想定して開発されますので、スマホにしろPCにしろ、3年も経てば遅くて使い物にならなくなってしまいますからね。

 対して、単機能のPOMERAや自転車のランプの機能寿命は、スマホやPCなどに比べて極めて長く、バッテリが劣化したからといって本体ごと買い換えなければならないとすれば、あまりにも不経済でしょう。

 何でもかんでもUSB充電方式を採用するのではなく、乾電池式の良さも再考して貰いたいモノであります。あ〜あ、新型のPOMERA DM-200が乾電池駆動方式であったならば、間違いなく買っていたのになぁ・・・。いやいや分かってはいるのですよ。新しく搭載されたWIFI通信機能の為に、電圧の安定化が必須となって、リチウムイオンバッテリを導入せざるを得なかったのでしょ?でも、WIFIはあくまで二次的な機能に過ぎない筈。キングジムの開発チームには、その辺の顧客ニーズをきちんと理解して頂きたいモノであります。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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