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楠みちはる著「あいつとララバイ」 |
日、楠みちはる著「あいつとララバイ」(講談社-週刊少年マガジン-)全39巻を衝動買いしてしまいました。最近は、マンガはほとんど購入していなかったのですがね。全く興味が無かった訳では決してなく、以前から目を付けていたのですが、値段を考えて我慢していたのでありました。しかしSONY-Readerストアでポイント還元セールをやっていたのが運の尽き。思わず大人買いしてしまったのであります。17.5%ポイント還元ですから、実質13,894円の買い物。一冊あたり税込356円ですので紙媒体のコミックスを購入するよりはだいぶリーズナブルではありますけれども、マンガ、それも35年も前の作品に13,000円以上突っ込んでしまいました。あ、そうそう、私は小説などは紙媒体を好んで購入しておりますけれども、保管場所の問題で、マンガは基本的に電子書籍を利用するようにしております。
「あいつとララバイ」は、横浜を舞台にしたバイクマンガ。主人公はカワサキZ2(750RS)を駆る高校生で、ラブコメあり、不良同士の抗争あり、公道でのバイクレースありのお話です。週間少年マガジンに連載が開始されたのが1981年。ちょうど私が高校生の頃でありますから、私にとってドンピシャの内容だった訳です。世はバイクブーム真っ只中でありました。あの頃、少年マガジンには「あいつとララバイ」と並んで、しげの秀一著「バリバリ伝説」も連載されていて、毎週楽しみに読んでいた事を思い出します。これらの作品は、私がオートバイに傾倒していった直接の原因と云っても過言ではありません。
私は現在、カワサキZRX1100というオートバイを所有しております。Z2が空冷並列4気筒の750ccだったのに対し、水冷方式に進化したとは云え同じカワサキの並列4気筒の1100cc。しかもカウル付きの角目ヘッドライトをZ2と同じカウル無しの丸目にリプレースし、排気管はBEET製集合管に変更済み。見た目はまさにZ2そっくりなマシンです。「あいつとララバイ」が私に与えた影響は多大であると申せましょう。
再読してみますと荒唐無稽な部分も多いのですが、全体の底流となるテイストは、あの頃のまま。嗚呼、懐かしや、高校時代を思い出します。マンガに13,000円以上も突っ込んでしまいましたが、決して後悔はしておりませんぞ。ただちょっと、かみさんにゃ云い辛いなぁ。Kazちゃん、無駄遣いばかりしていてゴメンね〜。
【つづく】
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