あれこれ memorandoms やすなべ categorized Yasの状況 activities Yasについて about Yas Yasへの連絡 contact us

  GF八ヶ岳は出走せず  

 お出掛け

土曜日のエントリー会場
小糠雨が降っていました。

 末に開催されたグランフォンド八ヶ岳。今年で8年目を迎えるこのサイクリングイベント、清里から明野に掛けての丘陵地帯を108Km走り回るタフなコースが売りであります。私は今年で8回目のエントリー。一応皆勤賞です。

 大会前日の10月1日(土)に清里入りし、大会エントリーを済ませます。会場にはたくさんのブースが並び、自転車用品の即売会や展覧会が催されています。この日の清里は小糠雨(こぬかあめ)。天気予報によると土曜日は雨、翌日曜日は曇りとなっています。大会当日は、ドピーカンは望めないにしても、そこそこのサイクリング日和(びより)になって欲しいものであります。

 エントリーを済ませたあとは甲斐大泉のパノラマの湯でひとっ風呂浴びて宿に移動。一昨年まで定宿にしていたペンション・ブルーイングリーンは土日の一人泊がダメになったしまいましたので、今回は小淵沢IC近くのペンションに素泊まりです。軽くコンビニ食を食べて、明日に備えて7時に就寝しました。

 深夜3時30分に目覚ましで起床。昨夜買ってあったおむすびを食べ、ボトルにポカリを詰めて、サイクルジャージに着替えます。外はまだ真っ暗ですが、駐車場オープンの朝5時に間に合うように準備をします。やはり早いスタートが望ましいですからなぁ。

 さんざん迷った服装は、半袖ジャージの下に即乾のロングTシャツを着て、下は半ズボン。これにプラス、薄いウインドブレーカという出で立ちにしました。出発時の寒さを我慢して、後半の登りの暑さ対策に重点を置こうという作戦です。

 一応外気温を確認しておこうと窓を開けると、なんと雨。それもバシャバシャと音を立てて降っているではありませんか。あちゃ〜。天気予報は曇りという事になっていますし、上がる可能性も無くはありませんが、上がったとしてもこの様子では路面はビシャビシャでしょう。ま、ここは小淵沢。スタート地点の清里の森は降っていないかも知れません。清里の森はここから北北東に20Km。標高にして500m程登ったところにあります。 取り敢えず集合場所に移動してみます。

 宿を4時半にチェックアウトして、車で県道11号、通称八ヶ岳高原ラインを通って、清里の森を目指します。かなり強い雨、そして濃霧。周りには一台も車が走っておらず、怖いくらいであります。視界が利かない中、センターラインと路肩のキャッツアイを睨みながら、30Km/hで進みます。夜中に風も吹いた様子で、路面は落ち葉で一杯です。グランフォンド八ヶ岳のコース設定では、スタート地点の清里の森を出て、八ヶ岳高原ラインで一気に道の駅小淵沢まで下る事になっています。つまりは、今登っているこの強雨と濃霧の道を、朝一番に下る事になる訳です。

 5時過ぎに清里の森駐車場に到着。既に出場選手の車が集まり始めています。夜が明けて徐々に明るくなって参りましたが、相変わらず雨はやむ気配を見せません。例年であればここで自転車を組み立てて、朝7時のスタートの為にスタートレーンに並んで場所取りをするところでありますが、多くの方が駐車場で空を見上げて思案している様子。こうしていても(らち)が明きませんので、自転車は車の中に置いたままで、スタート地点の状況を確認しに行く事にしました。

 朝5時半過ぎだというのに、まだ誰もスタート地点に並んでいません。例年ならば、ズラ〜っと列が出来ているのにね。雨は相変わらずだし、当然のごとく路面は滑りやすく危険な状態。あ〜あ、なんか急に心が折れてしまいました。もしかしたら後半は天候が回復するかも知れませんが、前半の小淵沢までの下りは確実に雨の中を走る事になるでしょう。雨は転倒やパンクの可能性も高くなりますし、そもそも雨中を走っても楽しくありません。という訳で早々に「DNS:出走せず」を決め、タイム計測用のICタグを大会本部に返却したのでありました。

 残念ではありますが、天候が相手では仕方がありません。折角お金も払い、前日から清里入りしていて走らないのはちょっと残念でありましたが、これに懲りずに来年もまたエントリーしようと思いま〜す!Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

「あれこれ」の目次に戻る

Copyright(C) by Yas/YasZone