年のお盆休みは夢の9連休。思い切って長距離サイクリングに出掛けたいところでありますが、かみさんの仕事との兼ね合いにより今回は泊まりでのお出掛けは難しい状況なので、日帰りサイクリングを連発するスタイルに落ち着きそうです。少なくとも山梨の勝沼には行くつもり。勝沼にある大松園のブドウは最高で、お盆休みに自転車で美味しいブドウを買いに行くのが、ここ数年の恒例となっているのでありますよ。ベーシックな巨峰も良いのですが、最近の私のお気に入りはブラックビート。藤稔とピオーネを掛け合わせた割と新しい品種で、これが美味いの何の!特に大松園のブラックビートは、甲州街道沿いの数ある農園の中で、ダントツのピカイチなのであります。
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CatEye製のTL-LD155-R |
さて、日野から勝沼に行くには、甲州街道(国道20号)をひたすら西進する事になります。高尾から相模湖に向かって標高400mの大垂水峠を越え、更に大月を過ぎてから標高700mの笹子までダラダラ登りが続く、割と疲れるルートです。笹子からは笹子トンネルを抜けるか、旧道笹子峠に迂回するかを選択する事になります。私はこの両方とも通った経験がありますが、旧道笹子峠はちょっと苦手でして、と云いますのも旧道は地元では有名なパワースポットで、ちょっと「出そうな」場所なのでありますよ。あ〜、怖い々々。
という訳で最近はもっぱら国道の笹子トンネルを使うようにしております。笹子トンネルは全長3.5Km。甲府盆地に向かってわずかに下り勾配がついておりますので、私の様なヘニョピリンな男でも、35Km/h以上で巡航する事が可能です。唯一気をつけるべきは交通事故でしょう。トンネル内の路肩は狭く、路面が荒れていますから、どうしても車線中央に出ざるを得ず、後続車によけてもらう必要があるのです。
今まで5年間も使っていたTOPEAK製のLED尾灯の接触が悪く、スイッチをONにして走行していると、いつの間にかOFFになっていたという状態が何度か発生しておりました。夜間や長いトンネル内では、こうした故障は交通事故に直結してしまいます。そこで、今回思い切って尾灯を買い換える事にしたのでありました。単5電池を使用するタイプで連続駆動時間が短かかった事もネックでしたしね。
単4電池2本駆動で連続使用時間が120時間もある事、高輝度LEDを5ヶも使っていて圧倒的に明るい事、それでいて比較的安価である事から、CatEye製のTL-LD155-Rをチョイスしました。ピンク号に装着し実際に光らせてみると、こりゃスゴい!十分な明るさです。単4電池は充電式のeneloopを使いますから、維持費もリーズナブル。しかも単純な点滅モードに加えて、ラピッドモードと呼ばれる複雑な点滅モードが用意されていて、これがパトカーの赤色灯的な感じで何しろ目立つのでありますよ。
新しい尾灯を手に入れて、笹子トンネルも安心して通れます。お盆休みは安全に留意して、勝沼にブドウを買いに行こうと思いま〜す。
【つづく】
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