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高尾山薬王院 |
定よりもちょっとだけ早く、夏の繁忙期に向けた仕事の準備が一段落したので、日曜日にかみさんと高尾山に出掛けて参りました。この時期は時間を見つけて無理にでも遊びに出掛けないと、中々仕事の呪縛から逃れられないのでありますよ。幸い日曜日は、梅雨の中休みと云うに相応しい好天。さ、いざ出発〜!
京王線高尾山口の改札を出ますと、人・人・人・・・。流石、高尾山はミシュランに登録されているだけありますなぁ。いつもは稲荷山経由で高尾山頂を目指す事が多いのですが、この日は薬王院にお参りしようという事で、軟弱にも最初からリフトを利用。ま、良いでしょ、緩〜いハイキングな訳ですし。
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小仏城山の茶屋は大盛況 |
リフトを降りて一号路をテクテクと進みます。高尾山には山頂に至るルートが複数用意されていますけれども、この一号路は最もオーソドックスで楽ちんなルートの一つであります。地面はコンクリで固められていて、ハイヒールで歩いている方もチラホラいらっしゃる位。程なく薬王院に到着です。無事お参りを済ませ、高尾山頂を目指します。
高尾山頂のビジターセンタ前は、すごい数の人々がレジャーシートを広げ、まだ11時前だというのにお弁当を食べています。我々の今日の目的地はまだまだ先。人混みを抜け、反対側に降りて、もみじ台を目指します。一丁平を経て、お昼には小仏城山に到着しました。ここの茶屋はナメコ汁が名物。一応お握りを持ってきていたのですが、しょっぱいナメコ汁と一緒に頂く事で、美味しさが倍加致します。私もかみさんも、それぞれお握りを3つずつぺろりと平らげてしまいました。更にかき氷を食べて汗も完全に引きましたよ。いざ出発であります。
小仏城山からは東海自然歩道で、相模湖を目指して下っていきます。ほとんどのハイカーの方は、小仏峠や景信山や陣馬山(和田峠)を目指すのでしょう。相模湖に下る道にはほとんど人影がありません。私とかみさんはお喋りしながら、のんびりと下っていきます。途中一部段差の大きいところがあり、モンベル製のストックが大いに役に立ちました。ちょっと支えがあるだけで、腿やふくらはぎへの負担は激減しますからね。特にかみさんは、先日昭島のアウトドアビレッジでストックを買ったばかり。ね、Kazちゃん、ストックがあると、かなり楽でしょう?
それにしても山って涼しいのですねぇ。下界ではとっくに散ってしまっているアジサイも、小仏城山ではちょうど満開でしたもんね。高度が下がり相模湖に近づくにつれ、みるみる気温が上がってくるのが分かります。崖の下に善勝寺が見えました。竹藪を抜けると千木良の部落です。それにしても暑い。先ほどまでの涼しさが懐かしい位。下界はアスファルトの照り返しでチンチンです。富士見茶屋でアイスコーヒーを飲みつつ草餅を食べて一休みした後、R20甲州街道を渡り、弁天橋を目指します。弁天橋は徒歩専用の吊り橋。勿論、東海自然歩道の一部です。
弁天橋を渡って道に沿って登って行くと、ダヤンカフェの隣の養護施設のところに出ます。ここを右折して相模ダムを渡れば、程なくゴールの相模湖駅に到着です。高尾山口からのんびり歩いて4時間程度。楽しいハイキングでありました。Kazちゃん、また出掛けようネ。
【つづく】
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