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結局どこへ行っても暑い事には変わりなく、考えた末に小田原の大雄山最乗寺、通称、道了尊にお参りに行く事にしました。折角ですから高速や国道を使わず、普段自転車で使っている裏道をかみさんに紹介すべく、厚木球場のところから相模川の側道に入ります。自転車では比較的走りやすいこの道も、VOXY号で走るとなると車幅一杯の狭い箇所があったり、天井ギリギリでガードをくぐったりと、中々エキサイティングなのでありました。 国道129号の一本東側の裏道をひたすら南に進み、国道1号に出ました。ここを右折して小田原方面に向かいます。それにしても、いつもの事ながら、まさに食べまくりのドライブデートであります。かみさんが作ったサンドイッチを食べつつ、お喋りしながら車は進みます。勿論、お菓子も満載しておりますぞ。結局のところ我々2人は、30年も前からずっとこうやって休日を一緒に過ごしてきたのであります。Kazちゃん、お互いに進歩がないねぇ。 国府津から国道1号を離れ、開成町を通って大雄山最乗寺に向かいます。それにしても暑いですなぁ。VOXY号のコンソールに装備されている外気温計は、35度を示しています。これだけ暑いとなると、自転車で出掛けなくて正解だったかも知れませんね。程なく最乗寺に到着。杉林に囲まれているこのお寺は、下界と比べればそれなりに涼しい筈なのですけれども、それでも相当な暑さであります。 取り敢えず、お参りする為に本堂に上がりました。ここ最乗寺は外の賽銭箱の所でお参りするだけではなく、靴を脱いで本堂に上がって、お焼香する事が出来るのであります。実はこの日の真の目的は、この本堂に上がる事だったのでありました。広い畳敷きの本堂には太いケヤキの柱が何本も立っていて、その柱に寄りかかるようにして座ってみると、気持ちの良い風が吹き抜けていて、とても涼しいのであります。エアコンの不自然な冷気と違って、自然の風は実に快適です。特に本堂の横には清水が湧いていて、それがちょっとした滝になっている事も、涼しい要因の一つでしょう。かみさんと並んで座って、小さな声でお喋りしたり、庭を眺めたり、ちょっと居眠りしたり、本堂で2時間程過ごしました。本当は枕を持っていってゴロンと昼寝したいところでありましたけれども、流石に他の方がお参りしている横で寝転ぶ訳にもいきませんからなぁ。 涼しい本堂でダラダラと至福の時間を過ごした後は、奥の院まで登って、お参りしてきました。奥の院までの参道は長い階段になっていて、上まで登るとそれなりの達成感が得られます。折角ですので、かみさんとお揃いで、開運の根付を購入しましたよ。 のんびりとお寺で過ごしただけの休日でしたが、夏を満喫した感じで、かな〜りリフレッシュ出来ました〜。
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大雄山最乗寺に行ってきました 
の繁忙期に入り、お休みが日曜日だけになっちまっております。この貴重なお休みに、かみさんを家に置いて独りで自転車で出掛けるのも気が引けると云うもの。先だっての日曜日は快晴との予報でしたからサイクリングに行きたいのは山々でしたけれども、ここは自転車は控えて、かみさんと一緒に車でお出掛けする事に致しました。