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11月15日土曜日の早朝に、かみさんとともに車で日野を出発。国立府中ICから中央道に上がります。八王子バリアを過ぎて相模湖ICまでの区間、若干流れが悪くなっていますが、これはいつもの事。藤野PAを過ぎると流れは急にスムーズになります。途中、双葉SAで休憩して、伊那ICで高速を降りました。いつものようにお菓子食べまくりのドライブであります。 日中は二人で一緒に行動し、夕方からはかみさんとは別行動。土日月と3日間休みが取れているかみさんは、そのまま 伊那IC入り口バス停から中央道日野バス停までは約2時間半の行程。高速バス料金は片道3,030円です。対して電車利用の場合、3時間以上掛かるクセに料金は片道5,510円もするのです。この部分だけに着目しますと、高速バスはJRに比べて安くて早くて、まさに云う事無しの交通手段であります。 しかし実際には、高速バスは渋滞の影響をもろに受けますので、電車の正確さには全く及ぶところではありません。更に、電車に比べて座席が狭く窮屈であります。特に新宿−伊那の路線は4列シートのバスが使われていますから、隣に座る方の体格によっては、かな〜り疲弊してしまう覚悟が必要となります。 そこで今回は、思い切ってＳクラスシートを予約したのでありました。料金は通常運賃プラス1,000円の4,030円であります。バスは36人乗りで、そのうちＳクラスシートは2席だけ。いずれも車両最後尾の席ですから、気兼ね無く座席をリクライニングさせる事が出来ます。ちょっと贅沢な気もしますけれども、Ｓクラスにしても電車よりは安いですしね。土曜日の夜の便とあって、談合坂SA辺りから小仏トンネルまで渋滞するのは、ほぼ確実でしょう。乗車時間が長くなるほど、Ｓクラスの恩恵を強く受ける事になります。1,000円余分に支払うだけで、明日の仕事に備えてゆったり乗車出来るなら、十分安いと申せましょう。 シートも広く、専用の電源コンセント（AC100V）もついていましたので、スマホに給電しながら映画を観て過ごしましたよ。中々快適なバスの旅でありました。毎回Ｓクラスシートを使うのは贅沢が過ぎるとしても、休日の夜の新宿行きなど渋滞が予想される便においては、1,000円余分に払ってＳクラスにアップグレードするのも、十分アリかも知れませんネ。
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Ｓクラスシートという贅沢 
近、長野の