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頭を下げて温風をやり過ごす、ゆず。
頭は涼しく、お尻は暖かいポジションです。 |
ずはスコティッシュフォールドという耳が垂れている種類の猫。猫のみみ、犬のこむぎを家来として従え、Yas家のわんにゃんヒエラルキーの頂点に君臨しております。3匹のうちで体は一番チビの癖にネ。
3月に入っても寒い日が続いていて、当然ながら、石油ファンヒータの前の特等席を占有しているのは女王ゆずであります。みみもこむぎも実はファンヒータが大好き。でも、ゆずに逆らうなんて事はとてもじゃないが出来る訳がありません。羨ましそうに周りで眺めているのが精一杯であります。
一方、当のゆずはファンヒータの前を行ったり来たりして、何やら落ち着かない様子です。お尻は温風に晒したい、でも顔が熱くなるのは嫌だ。こうした我儘な欲求を満たす為に、クルクルと位置を変え、ベストな位置を探しているという訳であります。みみとこむぎは、隙あらばファンヒータの前に陣取りたいのは山々でしょうが、ゆずを差し置いて割り込む勇気など、当然持ち合わせておりません。
ゆずちゃん、さすがに無理だよ〜。体の一部分だけを暖めるには、ファンヒータの吹き出し口の大きさに対してゆずの体は小さ過ぎます。お尻だけを暖めたいのでしょうけど、結局どうしても頭に温風が当たってしまうのであります。仕方がないよ。チビなんだからさ。
しばらくして、ふとゆずを見てみますと、何と!!不可能と思われた「適切な位置」を発見したではありませんか!ファンヒータでお尻を暖めつつ、頭を炙らないで済むポジション。わはははは。よく思いつきましたなぁ。参りました〜。今回はゆずの知恵に脱帽でありま〜す。
【つづく】
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