事が繁忙期の真っ最中でありまして、この不景気に仕事を頂けるだけで有り難いてぇのに、実際忙しくなると、これが不思議と休暇が欲しくなるモノであります。ああ、かみさんと二人、ゆっくり旅行にでも行きたいなぁ。
苦し紛れに書庫から村瀬千文著「リゾートホテル・ジャンキー」（光文社）を引っ張り出してきまして、布団の中で読み始めました。ホテル評論家、村瀬千文女史のエッセイであります。14編の極上リゾートライフのお話。いやあ羨ましい！深夜まで仕事に追いまくられ、土日も祝日も返上で働かなきゃならない今の私のシチュエーションとはまるで逆。ホントはこんな本読んでないで、明日の仕事に備えて早く寝ないといけないのに。でも許してよ。深夜2時に布団の中でエッセイを読むくらいしか、今は楽しみがないんだからさ。
それにしてもリゾートホテルって憧れます。青い空、白い砂浜。何もしないでぼんやりとプールサイドの寝椅子でくつろぐ極上の休日。最低でも2週間くらいはノンビリ過ごして心身共にリフレッシュしたいよね。大人だなぁ、格好良いなぁ。でも実際のところ、私のような貧乏性な男は、きっとすぐに飽きちゃうんですよね。だからあくまで妄想でしか無いのですが、リゾートに対する憧れが強い事は確か。
流石に2週間のリフレッシュは理想論に過ぎないとしても、かみさんと1泊2日くらいの小旅行には出掛けたいですなぁ。だってここのところ、す〜っと働きづめだもん。良いよね、そのくらいのプチ贅沢は。日程的には1泊がせいぜいなので、近場限定でしょうね。飛行機や新幹線を使う距離だと、1泊じゃほとんど移動時間に取られちゃいますからね。
車で片道2〜3時間程度で、温泉があって、出来れば日本旅館が良いなぁ。あ、そうそう、今まで行った事のないところの方が新鮮かも。今の季節、旅館の丹前を羽織って雪の残る昔ながらの温泉街を散策したりって、楽しそう〜！村瀬千文のリゾートホテルジャンキーの世界には程遠いけど、まずは出来る範囲で楽しむべきですよね。そういえば昨年も2月に1泊で諏訪湖温泉に出掛けたのでした。今年はどこに行こうかなぁ。草津はちょっと遠いかなぁ。身延の下部温泉なんて良い感じかもね。
結局iPadを取り出してきて、近隣の温泉のチェックを始めてしまいました。ふと時計を見ると何と既に午前3時半。あちゃ〜、あと3時間ちょっとしか寝れないじゃん！ちぇ、現実に引き戻されちまいました〜。妄想タイムは程々にしないとネ。
【つづく】
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温泉に行きたいなぁ 
