あれこれ memorandoms やすなべ categorized Yasの状況 activities Yasについて about Yas Yasへの連絡 contact us

  ディズニーシーは夢の国でした  

 お出掛け

ネディテレーニアンハーバーから
ミステリアスアイランドを望む

 東京ディズニーランドの開園は今から30年前の1983年。私が高校3年の頃であります。ちょうど大学受験を控えていた事もあって、楽しいテーマパークなどとは無縁の生活を送らざるを得ませんでした。ま、当時の静岡県沼津市からの東京へのイメージ的な距離は、今と比べものにならない程遠く、東京ディズニーランドの開園もどこか遠い外国のお話を聞くような気持ちでありましたがね。そうこうするうち大学に進学。長野県の山の中の大学に進んだ私にとって、東京は、更に遠い存在と相成ったのでありました。

 大学卒業後上京し、IT系の仕事に就いて、少しだけオリエンタルランド(TDRの経営母体)のプロジェクトに関わらせて頂いたので、舞浜には何度か行った事があるのですが、パークに遊びに行ったのは大学1年の上の子供が幼稚園の頃のたった一度だけ。現在高校2年の下の子は、その頃まだベビーカーでした。絶叫系アトラクションを避け、ほのぼの系アトラクションを選んで乗ったものです。夜のパレードが始まる頃には子供が寝てしまって、往生した覚えが御座います。つまりは、デートコースとしてのディズニーリゾートを経験しないまま、オサ〜ンになっちまったのでありました。

フォートレス・エクスプロージョンから見た
ホテル・ミラコスタ

 10月9日(水)に休みを取って、かみさんと二人で舞浜に出掛けて参りました。合わせて90歳を優に越える二人が、若者たちで溢れるディズニーリゾートで遊ぶのは、ちょっと勇気がいる行為である事は確かであります。しかし、そもそもデートを楽しむのに年齢など関係無いでしょう。二人きりでパークを訪れるのは、積年の憧れでもありましたしね。

 JR舞浜駅からはディズニーリゾートラインに乗り換えます。東京ディズニーシー・ステーションで降りた途端、そこはもう夢の国。ウキウキと心が浮き立って参ります。園内はハロウィンの飾り付けがされています。目の前に火山島がそびえ、手前にはハーバーが広がっています。まるで外国の港町に来たよう。嗚呼、浮き世を忘れるとはこの事でありましょうか。

ファンタズミックは圧巻の一言

 かみさんは絶叫系アトラクションが大好き。タワー・オブ・テラーでは、落下の瞬間の大喜びしている写真を買ってしまいました。だってホントに楽しそうな表情なんだもの。絶叫系好みの かみさんに比べて、私は割と、マーメイド・ラグーン・シアターのようなショウの方が好み。そうは云ってもインディジョーンズ・アドベンチャーはドキドキで、大いに楽しみましたがね。トランジット・スチーマーラインに乗って、ロストリバーデルタからアメリカンウォーターフロントに移動しつつ、海上からパークを眺めるのも新鮮でしたよ。

 結論。我々のようなオサ〜ンとオバサ〜ンのカップルでも、ディズニーシーは思い切り楽しめます。ファストパスチケット・システムをフル活用しながら、様々なアトラクションに乗って、その合間にショウを楽しむ。パーク内はその雰囲気からして現世を忘れさせてくれます。ショップを一件一件冷やかしているだけでも十分に楽しい!買い食いしながら きゃあきゃあ云いつつ手を繋いで園内を歩く我々の姿は、大学生たちのそれと何ら変わる事はなかったでしょう。こんなに楽しいと知っていたら、もっと早く来るんだった〜!!

 朝8時半から夜9時まで、12時間以上遊びまくり。仕事も年齢も忘れて思い切り遊ぶこの感覚を、久しく忘れていましたよ。あ〜楽しかった〜。特に日が暮れてから海上で行われたショウ、ファンタズミックは圧巻の一言であります。メディテレーニアン・ハーバーの特等席に陣取って、光と炎のページェントを堪能しました。次回は是非ホテル・ミラコスタに泊まって、フルにディズニーリゾートを満喫しようぜと、かみさんと約束したのでありました。Kazちゃん、また絶対連れて来てあげるからね。

 ディズニーリゾートは若い人の為のモノ、という先入観を持ってしまっているアナタ。いやいや逆にあの楽しさは、ある程度の年齢にならないと分からないかも知れませんぞ。オサ〜ン達こそ、ディズニーリゾートに出掛けましょう!ただし休日はかなり混むようなので、平日の来訪がオススメですよ。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

「あれこれ」の目次に戻る

Copyright(C) by Yas/YasZone