鉛筆はシャープペンシルよりも丈夫なのは良い反面、削るのが面倒です。更に、キャップをしないと、筆箱の中で極端に折れやすくなると同時に、筆箱が汚れてしまうという難点を持っています。 ちょうど私が社会人になった頃、ワープロやパソコンの普及に伴い手書きで清書する機会が激減し、手書きはメモを取る程度の事に限定されてきました。あくまでもメモですから二重線で消せば十分で、消しゴムで消せる必要はありません。こうして鉛筆はその存在価値を急速に失っていきました。思い返してみますと、社会人になってからほとんどボールペンしか使わなくなったのも、いわば必然と云えるかも知れません。 気付けば、鉛筆を使わなくなって20年以上が経過しておりました。もう積極的に鉛筆を使う事などあるまいと思っていたのですが、ふとしたきっかけで、 こうした筆記具は、製図用品としては昔から存在しておりました。確かステッドラー辺りが出していたんじゃないかなぁ。「製図用芯フォルダー」と呼ばれていたと記憶しています。本体が金属で出来ていて重く、鉛筆とはかなりバランスが異なる点に、文字を書く際の違和感を感じざるを得ませんでした。おそらくは文字を書く事を想定しておらず、線を引く機能だけに特化していたのが原因でしょう。その点「大人の鉛筆」は木製ですから、持った感じはまさしく鉛筆のそれなのであります。 板バネを4枚利用した芯削り機も中々良く出来ています。クルクルするだけで簡単に芯を尖らせる事が可能。いやはや流石、2011年の日本文具大賞受賞製品なだけありますなぁ。 鉛筆のような基本的な筆記用具に、この様な劇的な進化・改良の余地が残っていたとは、ちょっとした驚きです。みなさまも是非一度、お試し下さ〜い。目から鱗とはこの事で御座いますぞ。
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