年もインフルエンザの季節がやって参りました。私は自営業者でありまして有給休暇なんていう都合の良いシステムは御座いません。私が体調を崩せば、それは即減収に直結してしまうのです。それだけではありません。休みが長期に渡ればクライアントには直接の迷惑が掛かってしまいますから、信用問題にも発展しかねないのであります。そう考えますと、自営業って、結構、脆弱な基盤の上に成り立つ商売なのですねぇ。インフルエンザ程度でこれだけの影響をこうむってしまう訳ですから。
ま、心配ばかりしていても始まりません。危機を回避する為の具体的なアクションを取らないとね。そこで私は毎年11月頃になりますと、インフルエンザの予防接種を受けるようにしております。そのお陰か、私はインフルエンザに罹患した事が一度も無いのであります。
報道によりますと毎年相当多数の方がインフルエンザに罹かるそうでありまして、予防接種による抑止効果は100%では無いにしろ、もし国民全員が予防接種を受けていたとすれば、少なくとも今のように大流行する事は無くなるのではないかと思うのです。お年を召した方や乳幼児など死亡例も珍しくありませんから、何故国民全員に予防接種を義務づけないのか、実に不思議であります。受けない場合の罰則まで用意し接種を義務とすれば、病気の蔓延を防止出来るだけでなく、相当な経済効果も見込めると思うのですがね。
多少の補助金を投入するにしても、少なくとも高校無償化や、子供手当ての支給よりも、はるかに有用だと思うのですが・・・。最近の国や自治体の施策って何かチグハグで、嫌になってしまいます。
【つづく】
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