陵南公園から甲州街道には出ず、昭和天皇陵のある南浅川の河岸段丘を登り、 両界橋の手前から甲州街道に入り、中央本線の高架を過ぎますと程なく西浅川交差点です。自転車仲間の oshitaさんをして「このY字路を右に入ると途端に空気が1〜2度冷たくなる気がする」と云わせしむる裏高尾への入り口。折しもこの日は今年一番の冷え込みとの事。未だ建造中の圏央道の橋をくぐって お決まり通り一旦ふじだなを通過し、まずは小仏峠を目指します。ここで云う小仏峠とはアスファルト道路が途切れる都道516号の終点の事。本当の小仏峠はそこから数キロメートル程、未舗装の山道を登ったところにあります。ハイカーの方のおっしゃる本当の小仏峠には、ロードバイクでは行けないのであります。ちょっと複雑ですが、自転車乗りの云う小仏峠とハイカーの云う小仏峠は違う場所の事ですので、待ち合わせ等でお使いの際はご注意遊ばせ。って小仏で待ち合わせをするシチュエーションなんてほとんど無いでしょうがね(笑)。 斜度も大したことなく距離も短いこの峠ですが、立ち漕ぎでツイツイと登ると心拍は180台後半にも達します。気持ちよく汗がかけるって訳です。私は、ふじだなに寄る前に必ず先に小仏に登頂する事を自らに課しております。裏高尾の道はふじだなを過ぎたあたりからやっと運動強度が上がり始めますから、ふじだなで引き返していたのでは、全然カロリーを消費出来ないのでありますよ。 さてこの日も無事小仏アタック(って程のアタックではありませんが)を済ませ、ふじだなまで下って参りました。コーヒーブレイクであります。空気は凛と冷えていますが陽溜まりはそれなりに暖かいですから、屋内ではなくウッドデッキでコーヒーを頂く事にします。 おや、入り口のところに見慣れないものが置いてあります。見たところステンレス製のタンスみたいな感じ。1.5mm厚のステンレスを板金加工し各部をリベット止めされた頑丈な造り。大きさは縦横3尺高さ4尺と云ったところでしょうか。お若い方の為にメートル法に換算しますと縦横90cm、高さ120cmでありますよ。よくよく見るとガスの配管が連結されていて、箱の上では空気が そこへマスターがやって参りました。「うふふ。何だと思う?これね、焼き芋焼き機なんだよ。受注生産でわざわざ作って貰ったんだ。届いたばかりで今日初めて火を入れてみたの」との事。「お客さんからの要望で焼き芋を正式メニューに入れようと思うんだけど、まだ値段も決めていないんだ。幾らに設定したら良いかなぁ」 マシンまで購入しておいて、まだ焼き芋の販売価格を決めてないなんて、マスター、相変わらず商売っ気が無いなぁ。ま、そのユルさが心地よい店たる所以なのですがね。 それにしてもこの新兵器導入により、小仏での誘惑が増えた事は間違いありません。寒い日にホクホクの焼き芋を我慢するのは至難でありましょう。カロリーを消費するのは大変でも、摂取するのはホントに簡単であるというお話でありました。来週も、小仏に焼き芋食べに行こうっと!!
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