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  大山登山はしんどかった  

 お出掛け

参道の階段を登っていきます。
両側には宿坊や土産物屋が並びます。

 伊勢原駅の北側には標高1,000mを越える山がそびえています。大山(おおやま)です。古典落語の「大山詣り」にもあるように、ここへの登山は古くから、庶民のリクリエーションであったようです。大山・阿夫利(あふり)神社の創立は古く、第10代崇神(すじん)天皇の時代と云う事ですので、だいたい紀元前100年位のお話。今から約2,100年以上も昔の事になります。

下社境内左奥の階段。
ここから登山の始まりです。

 昔々はいざ知らず、大山の登り口から阿夫利神社下社(しもしゃ)まではケーブルカーで登るのが一般的。お盆休みの最終日の8月15日(月)、オートバイを参道入り口の駐車場に停め、大山ケーブルカー山麓駅まで、参道の階段を登っていきます。両側には宿坊や土産物が連なっています。四国の琴平(こんぴら)さんに似た長閑(のどか)な感じの参道です。こういう雰囲気、好きだなぁ。そもそも大山詣りは、朝、山麓を出発するのが基本。前日から宿坊に泊まって、翌朝、大山(おおやま)頂上にある阿夫利(あふり)神社本社(ほんやしろ)にお参りし、再び宿坊に戻って疲れを癒す。そして翌朝ゆっくり家路につくというのが、(いにしえ)からの作法なのであります。今でもお年を召された方のグループは、宿坊を利用するのが一般的のようですよ。

 これを日帰りで片づけようってんですから、ちょいとばかし忙しいのは覚悟の上。午前中、厚木でヘビーな国道246号の渋滞に会い、ケーブルカーに乗った頃には既に午後の1時を回っておりました。

八丁目の夫婦杉

 下社へのお参りは後にする事にして、境内を左奥に進みます。ここに本社に通ずる門があり、長い階段が続いています。階段手前の札所で、頂上の本社までの道中安全を祈願し、お札を頂戴します。

 長い階段を登りきると、ガレ場の急坂が続きます。一応、階段状に岩がありますが、決して階段として(こしら)えたモノではありません。一段一段が高く、さりとて手を使ってよじ登る程ではなく、腿の筋肉への負担が強いられます。自転車とは全く違う筋肉を使う事になりますので、結構疲れるんですなぁ、これが。

十五丁目の天狗の鼻突き岩。
大人の手が入る位の穴があいています。

 ガレ場をズンズン登っていきます。途中途中に高さ1m程の石の柱が建っており、そこに五丁目とか、七丁目とか掘ってあります。大山は下社から頂上の本社まで全二十八丁ですので、この石の柱を見ればだいたいの位置が分かるという訳です。

 八丁目には夫婦杉があります。看板によると樹齢5〜600年程度との事。この辺りは杉が多く、花粉症の方は堪らないかも知れませんね。

 十五丁目まで来ますと、天狗の鼻突き岩が見えてきました。大山・阿夫利神社は、高尾山・薬王院、大雄山(だいゆうざん)最乗寺(さいじょうじ)と並んで、天狗信仰の山。この岩も、天狗が岩を鼻で穿(うが)ったという神話に基づいているようです。

道中、こんなガレ場の道が
延々と続きます。

 二十丁目は富士見台と呼ばれています。晴れた日には、ここから富士山が見えるそうなのですが、この日はあいにく曇っていて、そのの雄姿を拝む事は出来ませんでした。残りはあと少し。二十六丁目を過ぎると銅製の鳥居が現れました。頂上まではもうすぐです。

ようやく頂上に到着。
伊勢原の街が広がります。

 ようやく頂上に到着。大山頂上本社拝殿にお参りするとともに、その後ろの一段高い部分にある、奥の院にもお参りします。南の方向には伊勢原の街が一望出来ます。標高1,247m。下界に比べて風が涼しく感じます。

 頂上でちょっと休憩して、すぐに来た道を下る事にします。大山に登頂した事がある方はお分かりだと思いますが、この山、登りに比べて、下りが本当にキツいのであります。階段状のガレ場の段差が絶妙で、足に相当な負担が掛かるのです。あぁ杖を持ってくれば良かった。ふくらはぎに徐々に疲労が蓄積していくのが分かります。まずいな、こりゃ。完全に筋肉痛の予感であります。

 やっとの思いで下社まで降りてきました。ふくらはぎと腿はパンパン、膝はガクガクです。下社へのお参りも済ませ、一段下の茶屋でかき氷を頂きます。はぁ〜美味い。それにしても、明日の朝の筋肉痛が怖いよ〜。

 URIBOZのともちんさんによると、ヤビツまで自転車で来て、そのまま大山に登頂し、涼しい顔で宮ヶ瀬経由で帰っていく方がいらっしゃるそう。超人です。私なんてオートバイ運転するのさえ面倒になるくらいの筋肉疲労ですからね。世の中にはすごい人が居るものです。体感的には大山登山よりも、大月→山中湖→道志周りの160Kmサイクリングの方が余程楽ちんに感じます。

 自転車も楽しいですが、たまにはハイキングも良いもんですね。それにしても疲れた〜!Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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