日、仲間と鎌倉駅で待ち合わせして、三崎港のマグロを食べに行って参りました。メンバの何人かは鎌倉へは輪行で。私は日野万願寺基地から自走で向かいました。鎌倉からは皆で揃ってポタリングしながらゆるゆると三浦半島先端の三崎港を目指し、そこで名物のマグロで昼間からビールを頂いて、帰りは京急三崎口駅から輪行で帰ってくるという、ヘニョピリン・サイクリング計画。帰りが電車ですから、飲酒運転を気にする事無く、ビールが飲めるって寸法です。
この日は最高に天気も良く、絶好のサイクリング日和でありまして、更に気の置けない仲間と美味しいマグロで一杯という、楽しい楽しいイベントでありました。
程なくして三崎港に到着。まずはビールビール！って訳で、生ビールが運ばれてきましたよ〜。うひょ〜う。泡が濃密でいかにも旨そう！
実はですね、今日のお話の中心は三崎港へのツーリングではなく、ビールのお味についてなのでありますよ。
私は普段家ではほとんどビールを飲みません。飲むとしても、ビールテイストのノンアルコール飲料がほとんど。最近のノンアルコールは、アルコールゼロなだけではなく、糖質ゼロやカロリーゼロのモノもあり、太る心配が無いこうした飲み物は、安心して飲める訳で御座います。別にビールテイストじゃなくても、風呂上がりにゴクゴク飲めれば何でもいいんです。コーラだろうが麦茶だろうがね。でも風呂上がりは炭酸をガツンと飲みたいですから麦茶は却下。晩飯前に甘いジュースはどうもねって考えますと、結局ビールテイストのノンアルコール飲料になっちゃう訳ですな。
最近のビールテイストのノンアルコール飲料は良く出来ていて、味もビールにそっくり。いやはやこれだけの味が楽しめるのならば、本物のビールなんていらないじゃん、なんて考えていたのであります。ところがですねぇ、この日頂いた三崎港の生ビールの旨さといったら！！味がとろんと濃厚というか、比べちゃうとビールテイストのノンアルコール飲料は「苦めに造った炭酸飲料」というだけの代物に過ぎず、こんなモノに対して、本物のビールの味に匹敵するなどと考えていた私は、バカもバカ、大バカだったのであります。
私が若い頃、スーパードライが大流行しまして、どうもビールといえばこの味と、インプットされてしまっていたようなのであります。確かにビールテイストのノンアルコール飲料も、スーパードライと比べれば、中々いいセンいってる味とも云えそうですもんね。
三崎港で開眼してしまいました。いやいや、ビールって本当はこんなに旨いモノだったのですねぇ。ところが本物は美味しいだけではなく、相応に糖質もカロリーも高い訳であります。冬眠期間にすっかり太ってしまった私にとって、これ以上の体重増加は絶対に避けなければなりません。欲望多き私に、またもや悩ましい新たな「本当のビール」という誘惑が加わってしまったのでありましたとさ。ともちんさんのおっしゃる「泡々最高」ってこの事だったのね。
【つづく】
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ビールってこんなに美味かったっけ？ 
