あれこれ memorandoms やすなべ categorized Yasの状況 activities Yasについて about Yas Yasへの連絡 contact us

  今日は結婚記念日  

 徒然

 本日、10月5日は私どもの結婚記念日です。1991年に結婚しましたので、丸19年が経過し、20年目に突入という訳であります。結構長いですなぁ。お陰様でこの間、なんとか楽しく過ごせておりますですよ。

 ものの本によりますと結婚記念日には5年毎に名前がついているそうであります。元々結婚記念日をお祝いする習慣はイギリスで生まれたようでありまして、25周年の銀婚式や50周年の金婚式については何とか知っておりましたが、その他の記念日となりますとほとんど知識がありませんでした。そこでちょいと調べてみる事に致しました。以下に書き出してみますね。

1周年:紙婚式
5周年:木婚式
10周年:錫婚式
15周年:水晶婚式
20周年:陶磁器婚式
25周年:銀婚式
30周年:真珠婚式
35周年:珊瑚婚式
40周年:ルビー婚式
45周年:サファイア婚式
50周年:金婚式
55周年:エメラルド婚式
60周年:ダイヤモンド婚式
75周年:プラチナ婚式

 こうしてみますと、年数がかさむ毎に価値の高いものになっていく事が分かります。イギリスでは5年毎の記念日に、その記念日に該当する物質にちなむプレゼントを贈る習慣があるのだそうで、だと致しますと、永く夫婦を続けていればいる程、物入りとなる理屈なのであります。25年の「銀」くらいならまだしも、30年の「真珠」、35年の「珊瑚」、それらに続く「ルビー」、「サファイア」、「金」、「エメラルド」、「ダイヤモンド」、「プラチナ」など、宝石や貴金属に分類させるモノばかりです。私も101歳まで生きればプラチナまであり得る訳で、100歳を越えても、なお貴金属を調達しプレゼントしなければならないとなりますと、まさに、男はつらいよ、なのであります。

 今回は19回目の結婚記念日(結婚から丸19年経過し20年目に突入)ですから、今年は特に5年毎の節目の記念日には当たっておりません。来年は陶磁器婚にちなんで有田焼の夫婦茶碗なんぞを買うのも、良い記念になりそうです。この様に、来年は良いとしまして、19回目の今年のプレゼントは悩むところなのであります。

 ここ数年は、花を贈ったり、食事に連れ出したりといった「残らないモノ」をプレゼントする事が続いておりました。これはこれで思い出としては残る訳ですから、悪いアイデアでは無かったと考えております。しかし毎年同じ調子では面白くありません。やっぱ、多少のサプライズと云いますか、変化は欲しいところであります。そこで今年は今までとは趣向を異にして、「記念として残るモノ」を贈ろうと思い立ったのでありました。

 5年毎の節目には、それぞれ、ちなんだモノを贈りたいですから、節目の贈り物と重複しないようにしようと考えました。順列を考えれば、「水晶」以上、「陶磁器」以下、が望ましいと云えます。しかも結婚記念日のお祝いにふさわしい、それなりに縁起の良いモノ。難しいですねぇ。でも、プレゼントについてあれこれ考えるのって、結構楽しいもんです。プレゼントって貰うのも嬉しいですけど、あげる方がもっと楽しいですものね。

 私の好みも大いにインクルードして、今回のプレゼントは、純チタン製のネックレスにしました。チタンは金属アレルギーがほとんど発生しないと聞きます。しかも非常に「堅い」金属ですから、壊れにくい/離れにくいという点からも、結婚記念日のお祝いには最適と云えましょう。疲労が起こりにくい金属としても有名です。いよいよもって、お祝い向き。勿論、5年毎の記念日にも、「チタン婚」はありませんから、重複の心配も無い訳です。

 チタン:Titanium 22Ti 。表面が酸化皮膜 TiO2 で保護される為、室温ではプラチナや金と同等の強烈な対腐食性がある金属。高強度故に加工が難しい事でも有名。

 個人的には私はチタンが大好きでありまして、だからこそ、プレゼントしようと思い立ったのでありますがね。ま、私が好きなのはチタンのネジでありまして、ネックレスなどの装飾品には、あまり興味が無いのですけれども。

 チタンのように堅く、疲労せず、腐食に強く、その上美しく気品高い、そんな夫婦関係を続けていけたら良いなと考えております。ふふ。自分で言うのもなんですが、今回は我ながら上出来のアイデアでありましたよ。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

「あれこれ」の目次に戻る

Copyright(C) by Yas/YasZone