やあ人間、真面目に休まず漕ぎ続けてさえいれば、必ず山は越えられるものなんですねぇ。無限に続くかとさえ思われた地獄の繁忙期も、何とか前半戦を終了。待望のお盆休みに入る事が出来ました。人生って、なんかヒルクライムに似ていますなぁ。
今日から仕事はお休みですがあまりガタガタ動かず、明日の軽井沢行きの準備に徹する事に致しましょう。真夏の160Kmサイクリング。最後は標高約1000mの碓氷峠ヒルクライムが待っています。自転車をささっと整備し、今日は早寝する事に致します。だって明日は朝4時出発の予定なんですから。
実は最近、チェーンからのキシキシ音が気になっておりました。そういえばそろそろチェーンの交換時期であります。距離的にはもうちょっと大丈夫の筈なんですが、ここは思い切って交換してしまいましょう。万が一にでもツーリング中にチェーンが切れたら嫌ですからね。ま、一応チェーンの応急処置が出来るだけの工具は持っていくんですが、わざわざ危険を冒す事はありません。それに9月に入ればすぐにマウント富士エコサイクリングが、9月末にはグランフォンド八ヶ岳がありますから、チェーン交換には良いタイミングだといえます。万願寺基地の在庫BOXからKMCのチタンコートチェーンを出してきまして、チェーンカッターで長さを合わせます。初期グリスは堅いのでパーツクリーナで脱脂した後、フィニッシュラインのドライタイプのチェーンオイルをたっぷり差しました。
念の為、輪行袋も用意します。決して弱気になっている訳ではありませんよ。でも今回は家族旅行も兼ねているので、どのような状況になろうとも軽井沢に着かねばならないのです。明日の天気は晴れの予報なので、よほどのアクシデントが発生しない限り輪行はしないと思いますが、備えあれば憂いなしというではありませんか。
輪行袋はドイターのナップサックに入れます。と同時に着替えの短パンとＴシャツも用意。夏の輪行では汗くさいのは社会の迷惑ですからね。着替えの用意は必須です。輪行袋をボトルケージに括りつけるのではなくナップサックに格納し、ボトルケージをフリーにする事にしました。これで2ボトル体制が可能となります。高崎まではひたすら国道ルートで、いつでもコンビニに寄れますから、この区間では2ボトルにする意味はそれ程ありません。しかし横川から軽井沢の区間は、距離にして15Km、標高1000mの碓氷峠頂上までひたすら登りで、途中全くコンビニが無いのです。熱中症対策の意味からも2ボトルの方が安心でしょう。
実はこのルートは2008年8月10日（日）にも来た事がありまして、その時は碓氷峠の手前でボトルの水が終わってしまい往生した記憶が御座います。そこで今回は、盤石の体制で臨もうという訳であります。
仕事が繁忙期だった故にまとまった距離を走れておらず、フラストレーションも溜まり気味でしたが、明日は思いっ切り自転車三昧出来そうです。しかもその後、軽井沢でゆっくりリゾートの予定。うれぴ〜！ という訳で、休暇を楽しんで参りま〜す。
【つづく】
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いよいよ明日は軽井沢へ 
