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  スターバックスの陰謀  

 徒然

 私の仕事場はスターバックスコーヒー日野万願寺店のすぐ近くで御座いまして、しかも私自身、割とコーヒーが好きだものですから、結構頻繁にここを利用します。でも、ちょっと勿体無いなぁと思う事もしばしば。何の話かと申しますと、実はお値段の事なのでありますよ。

スターバックス日野万願寺店

 私のコーヒー好きというのは、特別に舌が肥えているとか、どうしてもこの豆でなければならないとか、焙煎の仕方にトコトンこだわり抜くとか、そういうハイレベルのものではありません。普通にコーヒーが飲めれば満足なのであります。具体的に申しますと、スターバックスのコーヒーとドトールのコーヒーの決定的な違いを指摘するだけのスキルを有していない訳であります。だからこそ値段が気になるのでありますがね。

One More Coffee と云う名の悪魔の誘い

 スターバックスでトールサイズのコーヒーを注文しますと、340円かかります。対してドトールのMサイズコーヒーは250円でありまして、これが吝嗇な私としましては、無視出来ない価格差なのであります。スターバックスとドトールでは調度品や店の造りのレベルの違いもあまり無く、味にも決定的な違いが見出せないと来れば、いよいよ価格差の意味を見失いがちになります。確かにスタッフの対応など、スターバックスの方がちょいとハイソにお高くとまっている感じがする事も事実でありますが、だとしたらこの価格差ってブランド代かしらんと邪推してしまうのも無理からぬ事で御座いましょう。

 そんな細かい事を気にするなら素直にドトールに行けば良いじゃねぇか、と言われそうですが、確かにごもっとも。私自身もそう思いますですよ。スターバックスとドトールが並んで建っていたら、きっとドトールに入るでありましょう。ここが悩ましい部分なのです。実はドトールは職場から遠いのであります。

 喫茶店に求める機能というのは人それぞれ異なります。私の場合、くつろぐとか味わうとかよりも、「気分を変えて仕事をする」という意味がかなりのウエイトを占めています。ですから職場のすぐ近くのスターバックスは、すぐに出掛けられる、すぐに職場に戻れるという意味からも、大変重宝なのでありました。深夜2時まで開いている点もGOODであります。

 さてさて表題にもあります通り、彼らの陰謀についてお話を進めて参りましょう。実は私、この陰謀により、一日に2回もスターバックスに行ってしまうのであります。

 スターバックスでアイスコーヒー又はホットコーヒーを注文した際のレシートには、「このレシートを持参した者にはホット又はアイスコーヒーを1杯100円で提供する。ただしその特典は本日のみ有効とする」旨が明記されています。今時、缶コーヒーでも120円するのです。それなのに本格的なドリップコーヒーが100円!!これを見逃す手はありません。一旦レシートを受け取ってしまうと、当日中の2回目の訪問をしないと大損をしたような気になってしまいます。

 一日にコーヒーを2杯飲む前提で考えますと、安い筈のドトールでも500円掛かります。対してスタバは440円!!何と逆転現象です。スタバって安いじゃん!!いやぁそう思わせるところが本当に巧妙な陰謀と申せましょう。その割安感を享受する為には、一日に2回も喫茶店でコーヒーを頂くという大贅沢を前提としなければならないのです。完全に騙されていると云っても過言ではありません。

 更にそれだけで済まないのが巧妙なところ。実はスタバには美味しいパンやケーキが置いてあります。コーヒーだけで済めばまだしも、こうしたおやつを購入してしまう事もしばしば。私はおやつには目が無いんであります。お金は使うは余分なカロリーは摂取するはで、最近、この米国シアトル発のビジネスモデルにやられっぱなしの私なのでありましたとさ。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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