しかった伊豆スカイラインツーリングから一転、三週続けて土日が雨。バイクで出掛けられず、かみさんも、かなりフラストレーションが溜まっている様子です。ま、仕方がありませんな。雨のツーリングは楽しくないのは当然として、そもそも路面も滑りやすく安全性に問題アリですからね。 今回はオートバイの安全性について考えてみる事に致しましょう。「オートバイは生身で運転している分、危険極まりない乗り物だ」という意見をよく耳にします。実際には、趣味というモノは多少危険なくらいの方が楽しかったりするのですが、ま、それは云い過ぎとしても、「危険だから乗ってはいけない」、と云われてもちょっと承伏出来かねます。サッカーでも野球でも柔道でもそうですけれども、危険だからやらないのではなく、危険だからこそ、きちんと準備運動をして体をほぐす、というのが正しい対応ではないでしょうか。 警視庁のホームページを見てみますと、オートバイ事故の死亡原因のトップは頭部損傷、二位は胸部圧迫となっています。こうした事を受けて、ヘルメットだけでなく、胸部プロテクタの着用を推奨しているではありませんか。オートバイに乗る際は当然の事ながら長袖長ズボン、皮手袋を着用し、ヘルメットを被っていましたけれども、胸部プロテクタまでは使っておりませんでした。 オートバイ用の胸部プロテクタは、防弾チョッキのような形状をしていて、胸部だけでなく、脊椎もガードする造りになっています。これをインナーの上に着用し、更にその上に長袖のライディングジャケットを羽織ります。白バイ隊員も標準で装備しているそう。 いざ転倒した場合、若い頃と同等の身のこなしなど期待出来ようもありませんから、多少
|