あれこれ memorandoms やすなべ categorized Yasの状況 activities Yasについて about Yas Yasへの連絡 contact us

  新しい自転車を手に入れろ!(第15話:ボンバー号がやってきた) 

重量を測ったところ、ペダル込みで9.3Kg!!
ペダル抜きなら8Kg代。堂々の軽さです。

 うひうひうひひひひうふふふえへへへはっはっはっは〜!ついに待ちに待ったボンバー号の納車であります。7月12日(火)は朝9時から車でマングローブバイクスへ。(いささ)(ねむ)う御座います。昨夜は期待に胸が膨らんで、何回も夜中に目が覚めてしまったのであります。自転車が到着するのが嬉しくて寝不足だなんて、まるで小学生みたいだねなんて思うかも知れませんが、もう誰に何と言われてもいい!!馬鹿にされてもいい!!待ちに待ったボンバー号の納車の日だモンね。3ヶ月半も待ったのですよ!嬉しいに決まってるじゃん!!うひゃひゃひゃわひゃぴ〜、もう、気が狂いそうに嬉ぴぃ〜!!

 フレーム完成時に一度見ているとはいえ、完成型には今日が初対面。フレーム単体とはまた違ったオーラを感じます。ちょっと感動。

 うわぁ。まずは目に飛び込んでくるショッキングピンクのフレームのインパクトの強さ。グロッシーグレーのアルテグラとのコントラストが(まぶ)しい程。前方に視線を移すと、(なま)めかしいクイルステムの曲線に、もう釘付け。車体とお揃いのピンクのバーテープと、カーボン製STIレバーとのカラーマッチングの絶妙さはどうでしょう。顔が映る程のクロムメッキたるや思わず溜め息が出てしまいます。この美しい工芸品が自分のモノだなんて!!ヤッホ〜ブラボ〜アンビリーバボ〜!! 待ちに待ったボンバー号が出来上がってきましたよ〜!!

 クロモリは重いという先入観があり、完成車重量が10Kgを切るのは無理かなぁと漠然と考えておりました。フレームだけでなくフォークもクロモリ製ですからね。ところが嬉しい誤算!!実測してみると9.3Kgちょうどではありませんか。勿論これはペダル込みの重量。PD-M980ペダルはシマノによりますと公称重量310gですから、ペダル抜きの完成車重量は9Kgを切って8Kg台という事になります。一般的にロードバイクの完成車重量はペダルを抜いた重さで表示するのです。おお、新型と比較しても何の遜色もない堂々の軽さ!!ことボンバー号に関しては、クロモリだから重いでしょ、なんて言わせねぇぞ〜。

 元々私の寸法にバッチリ合わせて作った自転車ですから、既にほぼドンぴしゃでポジションが出ています。とはいえハンドルの銘柄を変えた事によるアーチの変化や、サドルの銘柄を変えた事による着座位置の微調整は必要でありましょう。真新しいボンバー号をローラー台にセットして、大将の前で漕ぎながら最終的なポジションを確定していきます。

高幡不動尊で安全祈願を受けました。
自動車祈祷殿前にて。

 初めて乗る自転車だというのに、不思議な程、違和感がありません。その事を大将に告げると「そりゃYasさん、違和感が出ないように寸法を考えて作ってる訳で、そもそもフルオーダーってそういうもんです」との弁。そりゃそうだ。うふふふ。自転車をフルオーダーしたんだという実感がヒシヒシと湧いてきましたよ。

 さて、受け取った真新しい自転車を車に積み込んで、その足で高幡不動尊に向かいます。ボンバー号の安全祈願に行くのです。私は神や仏を全然信じていない割には、こうしたジンクスを妙に気にする厄介な男でありまして、納車日が何故平日なのかというと、お察しの通り、7月12日は大安なのでありました。

 平日のお昼だというのに、高幡不動尊には7台程の新車とおぼしき自動車が、安全祈願を待っておりました。これらの真新しい自動車の間に、駐車スペース一区画を贅沢に使って、スタンドを置きボンバー号を停めます。車の安全祈願は普通ですが、自転車は珍しいのでありましょう。周りの視線を釘付け状態でありました。でも、自動車と同じく御初穂料3,000円を払っている訳ですから堂々たるモノ。お坊さんにお経を上げて貰って、「交通安全祈願ボンバー号」と墨書されたお札を頂いて参りましたよ。

 納車整備もポジションセッティングも、更にお(はら)いまで済んだ、ボンバー号。いよいよお出掛けの準備は整いました。とりあえず納車日当日は、ここまで。実際に走らせるのは後日と致しましょう。今夜はボンバー号を肴に、一杯()れそうでありますよ。

【つづく】

【「新しい自転車を手に入れろ!」の目次に戻る】

【「やすなべ」の目次に戻る】

Copyright(C) by Yas/YasZone