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  新しい自転車を手に入れろ!(第6話:フレーム外装仕様の決定) 

メッキ抜きのデザインを
お手本にさせて貰いました。
やっぱ、チネリ・スーパーコルサは、
格好良いなぁ。

 フレームのジオメトリについては、自転車伝道師たるマングローブバイクスの大将に決めて貰いました。いよいよデザインについて細部まで詰めていきます。

 フレームのメイン色は、当初の希望通りショッキングピンクで決定。今回のコンセプトである、「下品と紙一重のネオ・クラシカルなロードバイク」にぴったりの色でしょ?下品な中にもクラシカルな雰囲気を出す為に、メッキを取り入れていきます。両チェーンステーと両シートステーを三分の二くらいメッキ処理し、ラグやフォークのショルダーもメッキ抜きします。チネリのスーパーコルサをお手本としました。メッキラグって以前からの憧れだったのです。技術的にはラグレスやTIG溶接も選択出来たのですが、メッキラグ実現の為に、ラグ仕様とした訳であります。

 通常入る「bomber pro」のロゴは、入れない仕様としました。一般的にロードバイクってフレームにメーカー名が大書されていますよね。今回はこれを排して貰ったって訳。ぱっと見、どこ製のロードバイクか分かりません。その代わり、シートステーの笹葉部分をメッキ抜きにした上で「bomber pro」と刻印し、ここにメイン色のショッキングピンクを流し込んで貰う事にしました。大書されてはいませんが、きっちりボンバープロ製である事は主張する。私としてはカッティングシートで大きくメーカーロゴを取るよりも、こうした刻印の方がお洒落だと思うのです。それに将来においてフレームを塗りなおしたとしても、刻印ならば残りますしね。尚、チェーンステーには小さく「Hand made by Rinsei」のロゴが入ります。

 当初、メーカーロゴを排せるけれどメッキ処理が出来ないブリジストン・アンカーRNC7か、メッキ処理がすごく格好良いがピンクの設定が無いチネリスーパーコルサかで悩んでいましたが、今回のオーダーでは、まさに良いとこ取りを実現する事が出来た訳です。う〜ん、まさに私の為だけの、世界に一つしかないロードバイク。早く出来てこないかなぁ。楽しみで楽しみで、た〜まりません。

【つづく】

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