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  少年よ西へ向かえ(第5話:嗚呼憧れの沖縄航路篇) 

の旅の第4の目的、「沖縄に渡り、ビーチにテントを張って、のんびり読書を楽しみたい」を実現すべくフェリーに乗ったおいら。このシリーズは「少年よ西へ向かえ(Go Toward the West)」だけどさ、究極の「西」ですわな、沖縄は(笑)。それにしても、普通の女房だったら、とうに離婚されてるわな、こんだけ一生懸命遊んでりゃ(笑)。でもうちの場合、母ちゃんライダーがOKしてるんだもんね。女房の鑑(かがみ)だなぁ。有難う母ちゃんライダー。12月初旬には帰るからね。


2001-11-26(月)

  • いよいよ出航の時刻が迫って参りました。鹿児島発、那覇行きの長距離フェリー、大島運輸所属の「あけぼの丸」。排水量6500トン。途中、奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島、沖縄本島の本部港(もとべ)に寄港します。那覇までは24時間30分のクルーズ。船内はちょっとしたホテル並。食堂あり風呂あり。しかも今回、雑魚寝の2等じゃなくて、「2等寝台」を奮発。一応ベッドです。


あけぼの丸の船内。
写真は4Fのレストラン入り口のホール。
ね、ちょっとしたホテル並でしょ?

  • それにしてもデカイ船。貨物室から客室キャビンまではエレベータがあるし、4Fのレストランに行くのはエスカレータだし。


あけぼの丸の4F甲板より鹿児島市内を望む。
出航1時間前の午後5時です。

  • 出航してしばらくは、錦江湾(鹿児島湾)を進みます。湾だけあって全然揺れないの。快適々々。
      
  • 夜8時を過ぎて外洋に出た途端、揺れだしました。結構きますな、こりゃ。同室のおじさん、ぐったりしてるし。おいらは別に大丈夫だけど、する事もないので、早めに寝る事にします。おやすみなさ〜い。


これが2等寝台。
2段ベッドだけど、かなり快適。

2001-11-27(火)

  • 朝目が覚めたら、もう午前7時半過ぎ。昨夜は結構揺れたなぁ。船は最初の寄港地奄美大島を過ぎて南下中。5F甲板に出てみると、進路左手(東側)に朝日に輝く奄美大島が見えました。


夜明けの東シナ海。
写真の島影は奄美大島。

  • 午後1時半頃、船は与論島に到着。ここまで来ると海は滅茶苦茶にキレイ。写真は与論島の白い砂浜とエメラルドグリーンのサンゴ礁。日本じゃないみたい。


与論島。
ホントに海がキレイでした。

  • 与論島から母ちゃんライダーに電話。「今夜はYHに泊まるけど、明日からはキャンプするんだ」 「えぇ?ハブが居るんじゃないの?沖縄本島には」 「むむ〜。山の中入らなきゃ大丈夫だろ」 「危ないよ」 「大丈夫だよ」 「あっ良い事考えた」 「なんだよ?」 「マングース捕まえて一緒にキャンプすれば良いじゃん」。わははははは。相変わらず笑わせてくれるぜ。どこでどうやってマングースを捕まえるんだよ(笑)。
      
  • 24時間30分の長い航海も終了。あけぼの丸は定刻より約10分遅れで、那覇港に到着。大量のコンテナの隙間から愛機ZRX1100号を引っ張り出し、船倉を走り回るフォークリフトに気をつけながら下船します。床も鉄板で滑るしね。実はZRX号は、あけぼの丸の2F貨物室に固定されていたのでした。トラックとトレーラは1F、コンテナやバイクや乗用車は2Fに積むんです。それにしてもデカイ船だねぇ。
      
  • 沖縄港から約10分で、那覇国際YHに到着。今夜はここに泊まります。明日からはテント泊。どこへ行こうかな。のんびり出来そうなビーチを捜してそこにテントを張ります。一応、沖縄本島南側を考えています。だって「ひめゆりの塔」を見たいんだもん。


沖縄国際YHにて。

【つづく】

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