ず先に申し上げておきますと、この記事には傷の画像が出て参ります。苦手な方は閲覧をお控え下さいませ。という訳で本題に入るわけですが、先日、右手の人差し指を5針縫いました。ま、結局のところ、単に間抜けな話に過ぎないのでありますがね。
先日休みの日に、台所で包丁を研いでいたのであります。単に研ぐと申しましても、これが我ながら中々本格的な研ぎ方でありまして、#400番の粗砥から始まって、#1,000番、#3,000番、#8,000番の計4種類の砥石できちんと刃を作った後、油砥石と皮砥で仕上げるという周到さ。それぞれの砥石は使うたびにきちんと#180番の修正砥石で、きっちり面を出しておりますよ。包丁自体はホームセンターで売っている安価なモノなのですけれど、文化包丁も菜切り包丁もペティナイフも、まさにキレッキレの状態に仕上げたのであります。
試しに、研いだばかりの文化包丁で、熟れた巨峰の実を水平に引いてみたのですが、スィ〜と刃が入っていきます。良いじゃん、上手く研げたじゃん。刃の上にブドウの皮がちょっと残っていましたので、何気なくそれを取ろうとしたのであります。
ヒヤっと冷たい感覚が指に走りました。しまった!!直後にジンっと熱を感じたと思ったら、ボタボタボタボタボタボタっと血が流れ出しました。うっかり右手の人差し指を切ってしまったのであります。
圧迫して止血を試みましたが、血は止まりません。ま、大きな血管を切った訳ではないので緊急性はないのですけれども、血が止まらないのは困りました。ティッシュで圧迫し、輪ゴムでグルグル巻きにしたところ、一時的に出血は止まりましたが、外すとまたボタボタボタボタボタボタっと血が流れ出てしまいます。
仕方がないので、また輪ゴムでグルグル巻きにし、左手でスマホを操作して外科の当番医を検索し、電話で状況を話し予約を入れ、自分で車を運転して、お医者さんに出向いたのであります。
結局、局所麻酔をした上で、5針縫って貰いました。包丁を研いでいて指を切ったと伝えたところ、お医者さん曰く、「メスで切ったような切り口で、包丁の傷とは思えない。こんなに切れるのなら自分の家の包丁も研いで貰いたいものだ」、と仰っていましたよ。ま、一般家庭で、ここまで執拗に包丁を研ぐ人は、実際のところ稀でしょうからねぇ。
既に抜糸も済んで、お陰様で傷は完全に治りました。刃物を扱う時は慎重の上にも慎重を期しましょうという、間抜けな失敗のお話で御座いましたとさ。
【続きをお楽しみに】
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