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2005年製
第1世代 iPod Nano |
10年前の2005年に第1世代iPod Nano(2GB)を購入し、ずっと愛用して参りました。途中バッテリがバカになって交換をしたりも致しました。何しろ長きに渡り、大切に使ってきたのであります。ところがこの第一世代マシンに、発火の恐れアリとの事でリコールが掛かり、メーカからの指示に従い返送したのが確か3年前の2012年の事。当然、対策済みのマシンが送られてくると思いきや、なぜか当時最新型だった第6世代iPod
Nano(4GB)が代わりに送られてきたのでした。
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2012年製
第6世代 iPod Nano |
この第6世代マシンですが、今月から日野市内の病院に入院している、かみさんのお袋さんの為に、病室に持って行ってあげる事にしました。とは云え私のiTunesには、お袋さんが好んで聴くような曲、例えば演歌などは全く入っておりません。そこでiPod
Nanoからほとんどの曲をアンインストールし、代わりに「TBSラジオ・安住紳一郎の日曜天国」とか、「J-Wave ANA World Air
Current」とか、「味園落語研究会Podcast」など、病室で暇つぶしに聞き流すには丁度良さそうなPodCast番組をインストールしたのであります。
この第6世代マシンを病院に持って行く日の朝、チェックを兼ねて、こむぎの散歩の際にヘッドホンで聴いてみたのでした。普段は音楽を聴きながらなのですが、ラジオ番組系のPodCastを聴いてみてビックリ!!こりゃ面白い!!実際のラジオ放送のようにノイズに悩まされたり、コマーシャルが入ったりせず、クリアな音質でトークが楽しめます。そうです。ほとんどのPodCast番組が、生放送されたラジオ番組を再編集する事で、冗長な部分を省いたりしていて、チューンナップされた非常にクオリティの高い造りになっているのです。
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第7世代 iPod Nano |
第6世代マシンをお袋さんに譲った後は、Androidのスマートフォンにインストールされている楽曲を聴きながら散歩すれば良いや、と当初は漠然と考えておりました。Yas家のトヨタVOXY号のカーステレオはSDHCカード式で32GBまでのmp3形式の音楽がインストール可能。私のAndroidのスマートフォンには、バックアップも兼ねて、カーナビのデータと全く同じモノがインストールされているのです。楽曲として32GBは実に膨大で、優に3,000曲を越えています。音楽プレーヤとしては十分な機能かつコンテンツ量でありましょう。しかし、そこまで充実した楽曲データにしても、一度でもPodCastの楽しさを知ってしまったら、一気に陳腐化してしまって、もう後戻りは出来ないのでありますよ。
Podcastは、実際のところXML形式のRSSインデックスとmp3形式音声データの組み合わせに過ぎませんから、データのURLアドレスさえ分かればAndroidのスマートフォンにダウンロードする事は可能です。ただし、データの更新を自動的に監視し、それを自動的にマシンにダウンロードする仕掛け(いわゆるPodCastの「購読」)や、PodCast番組のジャンル分けやキーワードサーチを使って番組を選ぶ機能、更にそれらのPodCast番組のランキングや口コミを見たりしたい事を考えると、iTunes+iPod
Nanoの組み合わせは、やはり最強なのでありますよ。
という訳で、今更ながらではありますが、第7世代iPod Nano(16GB)を購入してしまいました。時代はiPod Nano から、iPadやiPhoneに完全に移ろうとしている事は明白でしょう。しかし、PodCast番組を楽しむだけであれば、価格と云い、コンパクトさと云い、バッテリの保ちと云い、iPod
Nanoは必要にして十分であると云いきる事が出来ます。
新しいiPod Nano+PodCast番組で、こむぎとの朝の散歩が今まで以上に充実した楽しい時間になりそうでありま〜す。
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