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  URIBOZオフ会は何故和田峠で行われるのか  

 お出掛け

 日曜日に和田峠に行って参りました。ええ。鬼も裸足で逃げ出すという都下屈指の激坂、陣馬街道の和田峠で御座います。何を好き好んでこんな激坂へお前のようなヘニョピリンな男が、とお思いになるでしょう?実はですねぇ、我がURIBOZのオフ会が行われたのであります。

 元々URIBOZは、とあるBlogに集まっていたメンバが、オフでも集まろうぜという事になって結成された集団。私なんぞはユルユルのヘニョピリンなダメダメサイクリストなのですが、他のメンバの方々は、皆さんアスリート揃い。和田峠なんて楽々登れちゃう面々ばかりなのでありますよ。

 この日は出発がちょっと遅くなった事もあり、麓の夕焼け子焼けの里に到着したのは12時過ぎ。ホントはもっと早い時間にこっそり登ろうと思ってたんですがね。集合は13時に和田峠の茶屋ですから、ま、普通に登れば約束の時間には間に合う筈であります。

 それにしてもこの和田峠、何度登っても「慣れる」という事がありません。気を抜くとすぐに心拍は180bpm台になってしまいます。そこで無理せず心拍170bpm台を保ちながら登っていく事に致します。とは云え170bpm台でまともに登るのは私の身体能力では無理ですので、蛇行はするは、左ヘアピンで勾配の緩い右側を通行するは、ありとあらゆる汚い手段を講じて、トコトコと高度を稼いでいったのでありました。

 鬼の左ヘアピン、地獄の左ヘアピンを何とかクリア。一度も足を着かずに最後の左ヘアピン、通称「防火用水の左ヘアピン」まで来ました。後は茶屋に向かって、まっすぐに登るだけ。ここまで蛇行で温存した体力を一気に解き放ち、立ち漕ぎで皆の前に格好良く登場です。ふふふ。大人の狡さって奴ですわ。どうせ、どう登ってもヘロヘロなんだから、皆の前だけ位は虚勢を張らなきゃね。

 楽しいメンバと歓談し、素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。URIBOZのメンバと巡り会うまでどこのチームにも属していなかった私は、それまで単独でサイクリングに出掛けるだけの乗り方しかしていませんでした。3年前にURIBOZのメンバと知り合った事で、私の人生は大きく変わりました。いえいえ決して大袈裟な話ではないのです。仕事関係でもなく、学生時代の知り合いでもなく、近所付き合いでもない、純粋な遊び仲間の存在が如何に貴重であるか。気兼ねなく話せ楽しく遊んでくれる彼らは、私にとってまさに宝なのであります。

 ネット上の付き合いしかなかったメンバが始めて顔を合わせたのが、約3年前の2009年9月5日(日)、何と、ここ和田峠に於いてでありました。つまりURIBOZにとって和田は発足の地という訳です。

 それにしても会って雑談してるだけで、何でこんなに楽しいのでしょうか。知り合って3年しか経っていないというのに、まるで数十年来の知己の様。こうしたオフ会が来年も再来年も、ず〜っと続く事を願ってやまないのでありました。ま、登るには大変過ぎるので、ホントは個人的には、集まるのは和田じゃなくても良いんですけどね(笑)。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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